間組みホイールのリム重量「実測」
MAVIC KSYRIUM SL 450g(F16H)
Fulcrum racing1 450g(F16H)
Campagnolo EURUS 500g(F16H)
SHIMANO WH-7801carbon 290g(R20H)
LEW VT-1 230g(F16H)
一般に軽量で高性能なファクトリーコンプリートとされているアルミリムホイールは、リム重量だけで見るとMAVICのOpen PROと誤差程度の違いしかない(下手すれば重い)。ハブとスポークの少なさで軽く見えているだけである。実質的な性能はOpen PROにDURA-ACEやRECORDハブで組んだ場合と同じで、350〜400g級のチューブラーリムで組まれたら出足の軽さは確実に負ける。
走行スピードが上がった場合、ファクトリーコンプリートはストレートスポークで非常に高いテンションを保ってスポーク数を少なくしている(FulcrumやEURUSあたりに至っては、専用ハブ/専用リムを用いる事でリアに普通では無理な特殊組を採用している)ので、同じ駆動剛性を得ようと思ったら普通のハブだと32Hか36H必要になってしまい空気抵抗で不利は避けがたく、同じ程度の空気抵抗にしようと思ったら踏めばたわむグニャグニャのホイールにってしまう。逆に見れば、さほど高速にならない山岳コースの場合、オールアルミリムファクトリーコンプリートの利点はほとんどゼロに近づいてゆく。
2009年1月26日月曜日
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